結論: 置き場所(ホスティング)にファイルを置くだけ
GitHub は、プログラムのファイルを預ける「倉庫」のようなサービスで、世界中の開発者が使っています。その倉庫に HTML を置くと、そのまま Web サイトとして公開してくれる機能が GitHub Pages です。置き場所を貸してくれることを「ホスティング」と言います。
用意するもの(4つのファイル)
公開するのは、これまで作ってきた同じフォルダの中身全部です。猫の画像も忘れずに。中身のコードは第8回の記事からコピーできます。
├─ index.html(自己紹介。トップページ)
├─ contact.html(お問い合わせ)
├─ style.css(見た目の指示書)
└─ neko.png(猫の画像)
公開の手順(4ステップ)
動画の中の画面は、分かりやすく描き直した「イメージ」です。実際の GitHub の画面はデザインが少し違いますが、ボタンの名前は同じなので、名前を頼りに進めてください。
- GitHub のアカウントを作る
github.com/signup を開き、メールアドレス・パスワード・ユーザー名を入れて Create account。無料です。ユーザー名はアドレスの一部(
ユーザー名.github.io)になるので、人に見せられる名前にします。 - リポジトリ(ファイルを入れる箱)を作る
右上の「+」から New repository。Repository name に
html-nyumonと入れ、Public(誰でも見られる)を選んで Create repository。サイトとして公開するには Public にします。 - 4つのファイルをアップロードする Add file → Upload files を押し、index.html・contact.html・style.css・neko.png をまとめてドラッグ&ドロップ。下の Commit changes を押して保存します。「コミット」は「保存して記録する」という意味です。
- Settings → Pages で公開する リポジトリの Settings を開き、左の Pages を選びます。Build and deployment の Branch を main、フォルダを / (root) にして Save。1分ほど待って画面を更新すると「Your site is live at …」とアドレスが出ます。
もらえるアドレスは、この形です。
開いて自分のページが出れば公開完了です。第6回で作ったメニューから、お問い合わせのページにも行けます。
公開したあとの確認と注意
- スマホで確認する: 第8回でスマホ対応したので、実機で開いてもきれいに収まるはずです。アドレスを自分にメールして開くのが簡単です。
- 直したいとき: ファイルを直して、もう一度 Upload files で上書きアップロードすれば、1分ほどでネット上も変わります。
- やめたいとき: Settings → Pages で公開を止める(Unpublish)か、リポジトリを削除すればアドレスは見られなくなります。
よくある質問
GitHub Pages は本当に無料ですか?
公開(Public)リポジトリのサイトなら無料で使えます。個人の自己紹介ページや練習用のサイトであれば、容量や通信量の目安を超えることはまずありません。
公開したのに 404(ページがありません)と出ます。
よくある原因は3つです。index.html がリポジトリの一番上(フォルダの中ではなく直下)にあるか、Settings → Pages の Branch が main と / (root) になっているか、保存してから1〜2分待ったか。この3つを確認してください。
アドレスを自分の好きな名前(独自ドメイン)にできますか?
できます。ドメインを別途取得して、Settings → Pages の Custom domain に設定します。ただし少し上級の内容なので、まずは ユーザー名.github.io のアドレスで公開してみるのがおすすめです。
GitHub 以外の無料サービスはありますか?
Netlify や Cloudflare Pages などがあります。どれも「置き場所にファイルを置くと公開される」という考え方は同じです。GitHub Pages は世界中の開発者が使っていて情報が多いので、最初の1つとして選びました。