結論: リンクは a、画像は img。「行き先」と「ファイル名」を書くだけ
<a href="行き先">文字</a>、画像=<img src="ファイル名" alt="説明文">。覚えるのはこの2つの形だけ。前回作ったページは、見出し・段落・箇条書きだけの「文字のページ」でした。そこに今回足すのは、リンクと画像の2つです。リンクはページとページをつなぐ糸で、これがあるからHTMLで作ったページのつながり全体を「くもの巣=Web」と呼びます。画像は、同じフォルダに入れたファイルの名前を書くだけで表示できます。
どちらも「どこにあるか」を書くという点は同じです。リンクは行き先のアドレス(URL)、画像はファイルの名前。この考え方がつかめると、あとは形を覚えるだけになります。
今日のコードと猫の画像(コピーして使えます)
動画の最後にできあがったコードです。右上の「コードをコピー」ボタンを押すと全文がクリップボードに入ります。前回のコードに、リンク1行と、リンク付きの画像を足した形です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>はじめてのページ</title>
</head>
<body>
<h1>はじめてのページ</h1>
<h2>自己紹介</h2>
<p>IT業界をやさしく案内します。</p>
<p>これは1行目。<br>
これは2行目。</p>
<ol>
<li>開発の流れ</li>
<li>職種図鑑</li>
<li>用語集</li>
<li>学び方</li>
</ol>
<a href="https://it-nyumon.com/">サイトへ</a>
<a href="https://it-nyumon.com/">
<img src="neko.png" alt="ねこ" width="200">
</a>
</body>
</html>
猫の画像(neko.png)は、動画で使ったものと同じです。ダウンロードして、index.html と同じフォルダに入れてください。ファイル名は neko.png のままにします。
試し方は前回と同じです。コードをメモ帳に貼って index.html という名前で保存し、猫の画像を同じフォルダに置いて、index.html をダブルクリックすると、リンク付きの猫が表示されます。保存のコツ(ファイルの種類・文字コード)は第1回の「試し方」を見てください。
リンク a タグ: href に行き先を書いて、文字を挟む
リンクを入れると、ブラウザはその文字を青くして下線を引きます。「ここは押せる」という合図です。押すと href に書いた行き先へ移動します。行き先はほかのサイトでも、自分で作った別のページでもかまいません。
アドレスは https:// から全部書くのがコツです。https を省いて it-nyumon.com とだけ書くと、ブラウザは「同じフォルダにあるファイル」を探しに行ってしまい、見つからずにエラーになります。
ちなみに href は「ハイパーテキスト・リファレンス(参照先)」の略ですが、覚えなくて大丈夫です。行き先と思っておけば十分です。
画像 img タグ: src にファイル名、alt に説明文
src: 画像ファイルの名前。neko.pngのように、拡張子まで正確に書きます。同じフォルダにあるものはファイル名だけで指定できます。alt: 画像の説明文。画像が表示できないときに代わりに出るほか、目の不自由な人が読み上げソフトを使うときにも読まれます。必ず書く癖をつけましょう。width: 表示する幅。数字はピクセル(画面の点の数)です。width="200"なら幅200ピクセルで、高さは自動で合わせてくれます。
動画では、わざとファイル名を neco.png と打ち間違えてみました。すると猫は消え、壊れた画像のマークと alt に書いた「ねこ」の文字が表示されます。これが「画像が見つからない」のサインです。名前を直せば元に戻ります。
合わせ技: 画像をリンクにする
<img> を <a> と </a> で挟むと、画像そのものがリンクになります。猫を押すとサイトへ飛ぶ、という動きです。バナー広告や、ロゴを押すとトップページに戻る仕組みは、だいたいこの作りです。
<a href="https://it-nyumon.com/">
<img src="neko.png" alt="ねこ" width="200">
</a>
タグは入れ子(タグの中にタグ)にできます。外側の a が「押したらどこへ行くか」、内側の img が「何を表示するか」を担当している、と読むとわかりやすいです。
よくあるつまずき: 画像が出ない・リンクが飛ばない
- 画像が出ない → src のファイル名と実際のファイル名が違う(大文字小文字・拡張子まで確認)、または画像が index.html と同じフォルダにない。
- リンクを押してもエラー → href のアドレスが
https://から始まっていない。 - 画像が大きすぎて画面からはみ出す →
width="200"のように幅を指定する。 - 画像の周りの文字がくっつく → img を
<p>で挟むか、前後に<br>を入れる。見た目の整え方は次回の CSS で本格的にやります。
よくある質問
画像が表示されず、代わりに文字や壊れたマークが出ます。
src に書いたファイル名と、実際のファイル名が一致していないか、画像ファイルが index.html と同じフォルダに入っていないのが原因です。大文字と小文字、拡張子(.png と .jpg など)まで同じか確認してください。代わりに出ている文字は alt に書いた説明文です。
リンクを押しても飛びません。
href に書くアドレスは https:// から全部書きます。it-nyumon.com のように省略すると、同じフォルダにあるファイルを探しに行ってしまい、見つからずにエラーになります。
リンクを新しいタブで開くには?
a タグに target="_blank" を足します。例: <a href="https://it-nyumon.com/" target="_blank">サイトへ</a>。外部サイトへのリンクでよく使われる書き方です。
自分で作った別のページにリンクするには?
同じフォルダに about.html などの別ファイルを作り、href="about.html" のようにファイル名だけを書きます。画像の src と同じ考え方で、同じフォルダにあるものはファイル名だけで指定できます。